「仮想通貨にかかる手数料の種類と節約テクニック」

仮想通貨にかかる手数料の種類と節約テクニック

こんな悩みのある方におすすめ
  • 仮想通貨を始めたけど、どこにどんな手数料がかかるのかよくわからない
  • 気づいたら手数料で損していた経験がある
  • 少しでもコストを抑えて効率的に仮想通貨を運用したい

仮想通貨の手数料ってペイペイやSuicaとかに比べると高めに設定されています。市場の価格により取引所も運営できなくなってしまう可能性があるため、手数料はその通貨の価格によって変動することが多々あります。今回はその種類と節約のテクニックを書きましたので、コストを抑えたい方やどんな手数料があるのかがまだ分からない方はぜひ見てみてください。

目次

仮想通貨の取引には意外と多くの手数料がかかる

仮想通貨取引には、思っている以上にさまざまな手数料が発生します。取引所での売買だけでなく、送金や出金、さらにはスプレッドと呼ばれる「見えないコスト」まで含めると、知らずに損しているケースも少なくありません。

こちらが「仮想通貨にかかる手数料の種類」を一覧化した早見表です。初心者でもパッと理解できるように作成しています。


仮想通貨にかかる主な手数料早見表

手数料の種類発生タイミング内容・説明節約のポイント
取引手数料売買時取引所が課す基本的な手数料(板取引時)取引所形式を選ぶ、手数料無料の取引所を利用
スプレッド販売所形式での売買時売値と買値の差。実質的な「隠れ手数料」販売所ではなく取引所で板取引を使う
送金手数料(ネットワーク手数料)仮想通貨を外部に送金する時マイナーへ支払う手数料。通貨の種類やネット混雑状況で変動混雑していない時間帯に送金する
日本円の出金手数料銀行口座へ出金する時仮想通貨取引所→銀行口座へ日本円を出金する際のコスト無料キャンペーンや安い取引所を選ぶ
クレジットカード手数料クレカで仮想通貨を購入する時取引所によっては購入額の3〜5%が上乗せされる場合があるクレカではなく銀行振替や積立を利用
積立手数料自動積立利用時一部の取引所で積立サービスに手数料が発生することがある積立手数料無料の取引所を選ぶ
レバレッジ手数料仮想通貨FX取引時建玉(ポジション)を保有するごとに発生する手数料長期間ポジションを保有しすぎない
スワップポイントレバレッジ取引の翌日以降翌日にポジションを持ち越す際にかかる費用短期で売買を完了させる

仮想通貨を触る上で主に上記の4つがかかります。取引所にもよりますが、仮想通貨を売買するために口座に入出金するための手数料・口座内で仮想通貨を買うときの取引手数料、スプレッド・通貨を他のウォレットに送金する時の送金手数料などですね。


売買時にかかる取引手数料とは

仮想通貨の売買時に発生するのが「取引手数料」です。これは、取引所が提供する売買のサービスに対して支払う手数料で、取引所ごとに異なります。

たとえば「maker(メイカー)」「taker(テイカー)」という分類がされることがあり、注文の出し方によって手数料が変わる仕組みです。

「maker(メイカー)」→売り手
「taker(テイカー)」→買い手
と覚えておきましょう。

Q&A

Q. メイカー・テイカーって何?
A. 板に新たな注文を出すのがメイカー、既存の注文に応じるのがテイカーです。

Q. どっちが手数料が高い?
A. 一般的にはテイカーの方が高く設定されています。

Q. コインチェックはメイカー/テイカー制?
A. 板取引もありますが、販売所形式が中心のため、板取引ではないことが多いです。

Q. 販売所形式は手数料無料って本当?
A. 明示された手数料は無料ですが、スプレッドが手数料代わりです。

Q. 手数料ゼロの取引所もある?
A. 一部ありますが、スプレッドや送金手数料が高い場合もあります。

Q. 毎回の売買でどのくらい取られる?
A. 通常は0.01〜0.15%程度の範囲が多いです。

Q. 高頻度売買では手数料が重くなる?
A. はい。特に短期トレードでは積み重なります。

Q. 税金と違うの?
A. 税金とは別に取引手数料が発生します。

Q. 海外取引所の方が安い?
A. 一概に言えませんが、手数料水準が安い場合もあります。

Q. クレカ購入だと手数料は?
A. 高めに設定されており、3〜5%かかることもあります。


見えにくいコスト「スプレッド」に要注意

初心者が見落としがちなのが「スプレッド」です。スプレッドとは、買値と売値の差のことで、販売所形式の取引ではこれが実質的な手数料として機能します。

以下に、「スプレッド」の仕組みと注意点を初心者向けにわかりやすく整理した早見表をご提供します。


スプレッドとは?早見表(初心者向け)

項目内容
スプレッドの定義仮想通貨の「買値」と「売値」の差。実質的な手数料の一種
例(ビットコイン)買値:1,010,000円/売値:1,000,000円 → スプレッドは10,000円(1%)
仕組み取引所や販売所が価格差を設定して収益を得る
販売所形式の特徴スプレッドが広い(1〜3%以上が多い)
取引所形式の特徴スプレッドは狭いが、板取引の理解が必要
スプレッドの影響購入後すぐ売ると損になる(その分価格が上がらないと利益が出ない)
確認ポイント「購入画面の買値と売値をチェック」「スプレッド率(%)を計算」
節約テクニックスプレッドの狭い取引所を選ぶ、指値注文を活用する
おすすめ取引所GMOコイン、ビットバンク(スプレッドが狭め)
注意すべきタイミング暴落時・急騰時はスプレッドが一時的に広がることがある

スプレッドが狭めの取引所はGMOコインやビットバンクです。そして操作性がいいのはコインチェックです。誰でも使いやすいように設計されていて便利ですよ。

送金時に発生するネットワーク手数料

仮想通貨を別のウォレットに送る場合、ネットワーク手数料(トランザクションフィー)が発生します。この手数料はマイナーに支払われ、混雑状況によって金額が変動します。

Q&A

Q. 送金手数料って取引所が決めてる?
A. いいえ、ネットワークの状況に応じて変動します。

Q. どの通貨が高いの?
A. イーサリアムやビットコインは高め、ライトコインなどは比較的安価です。

Q. 安く済ませるコツは?
A. 混雑していない時間帯に送金することです。

Q. 取引所によって手数料違う?
A. はい、一定額で設定している所もあります。

Q. ウォレットアプリは送金無料?
A. 取引所経由でない場合は、ネットワーク手数料のみ発生します。

Q. 送金ミスしたら戻る?
A. 原則戻りません。送金アドレスは慎重に確認しましょう。

Q. QRコードを使えば安心?
A. はい、手打ちよりもミスが減ります。

Q. 海外取引所への送金は高い?
A. ケースによりますが、距離は関係なく、混雑次第です。

Q. GAS代とは?
A. 主にイーサリアムでのネットワーク手数料のことです。

Q. 1円でも送れる?
A. 技術的には可能ですが、手数料の方が高くつくこともあります。


出金時の手数料とその落とし穴

取引所から銀行口座に日本円を出金する際にも手数料が発生する場合があります。これを見落とすと、思ったよりも少ない金額しか口座に入金されないという事態に。

以下に、主要な国内仮想通貨取引所の出金手数料の比較早見表(2025年版)を作成しました。初心者にもわかりやすいように、日本円出金の手数料を中心にまとめています。


主要取引所の出金手数料早見表(日本円)

取引所名出金手数料(日本円)最低出金額出金反映時間目安備考
コインチェック407円(定額)1,000円翌営業日〜2営業日程度金額に関係なく一律
GMOコイン無料1,000円当日〜翌営業日出金額上限あり(1日100万円)
bitFlyer三井住友銀行:220円/その他:550円1,000円翌営業日〜2営業日銀行によって変動あり
ビットバンク550円1,000円翌営業日〜2営業日月〜金(営業日のみ)対応
SBI VC Trade無料1,000円当日〜翌営業日出金先の口座登録が必要

補足事項

補足事項 しっかり読んでおこう
  • 銀行営業日に注意:土日祝は出金処理がされないことが多いため、出金は平日に。
  • 即時出金対応の取引所(例:GMOコイン)は急ぎの際に便利。
  • bitFlyerは三井住友銀行利用が割安なので口座を分けておくのも手。
  • DMM BitcoinとGMOコインは出金無料ですが、回数や上限に注意。

手数料を節約する5つの実践テクニック

  1. 販売所ではなく、取引所形式を使う
  2. 取引頻度を抑え、まとめて売買
  3. スプレッドの狭い取引所を選ぶ
  4. GAS代が安い時間帯を選んで送金
  5. キャンペーンで手数料が安くなる時を狙う

仮想通貨の税金にも注意しよう

利益が出ると確定申告が必要ですが、その過程で「経費として認められる手数料」もあります。売買手数料や送金手数料など、正しく申告すれば税金を軽減できることも。

仮想通貨の税金について詳しく知りたい方は👇こちらも記事を書いていますので、読んでみてくださいね。

取引所選びが節約の第一歩

すべての取引所で手数料体系が違います。積立手数料が無料だったり、キャンペーンで送金手数料が割引されるなど、お得なタイミングを見逃さず、コスト意識を持って使い分けることが重要です。

取引所選びは後々重要になってきます。スプレッドや手数料はGMOコインやビットフライヤーなどがその安さで訴求していますが、手数料とその操作性はコインチェックがおすすめです。国内でも5年連続No.1ですからね。操作性ととにかく取引しやすいアプリが1位の原因だと思っています。

取引所比較として比べてみたい方は👇こちらの記事も参考にしてみてください。


✅ まとめ:この記事で学べること

✅仮想通貨の手数料にはどんな種類があるか理解できる
✅手数料を見落として損するリスクを減らせる
✅賢く節約するための具体的な方法がわかる
✅税務上の経費計上として活用できる
✅手数料を味方にした運用スタイルを築ける

今すぐ無料で口座を開設して、まずはスプレッドや手数料の少ない少額取引から始めてみましょう。経験と知識を積むことで、賢く資産形成ができる仮想通貨の世界が広がります!

仮想通貨を始めるなら、難しい取引所よりも誰でも簡単にできる取引所を選ぶのがおすすめです。その中で、操作に慣れてきたら、改めて手数料や売買できる仮想通貨などを比較して範囲を広げていくのが良いでしょう。この機会に一緒に仮想通貨を初めてみませんか??

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この記事を書いた人

運営者:まっく(ビットコイン-NAVI-運営)
はじめまして!当ブログ「ビットコイン-NAVI-」にお越しいただきありがとうございます。
仮想通貨歴4年目、ビットコインを中心に資産運用・ブログ運営をしている“まっく”です。

🪙 仮想通貨に出会ったきっかけ
「なんとなく怪しい」と思っていたビットコインも、売り買いを経て色々経験しながら今では未来のお金の本命と確信しています。

💡 このブログで伝えたいこと
初心者でも迷わずビットコインを始められるように
難しい専門用語をわかりやすく噛み砕いて
小さく始めて、将来的に大きな資産に変えていく考え方
を中心に、「初心者にやさしい仮想通貨ブログ」を目指して運営しています。

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