よくある仮想通貨詐欺のLINEメッセージ例【実例付き】
こんな悩みのある方におすすめ
・LINEに突然「仮想通貨で稼げる」と送られてきて不安になった
・どれが本物の投資話で、どれが詐欺かわからない
・万が一詐欺に遭ったらどうすればいいのか対策を知っておきたい
なぜLINEを使った詐欺が増えているのか
仮想通貨の普及に伴い、詐欺も年々巧妙化しています。特に増加しているのが、LINEを使った詐欺メッセージです。LINEは誰でも気軽に連絡が取れる反面、見知らぬ人からの勧誘も受けやすくなっているのが現状です。
詐欺グループは「一獲千金」や「特別な情報」といった言葉で興味を引き、投資を装った手口で金銭をだまし取ります。
最初は親切で丁寧に感じられても、裏には巧妙な罠が仕掛けられているのです。
実際に届いた詐欺LINEの例
以下は、実際に報告されている詐欺LINEの文面の一部です。
【メッセージ例1】
「◯◯さん、はじめまして！突然失礼します。
私は仮想通貨で生活している専業トレーダーです。
今だけの情報共有グループにご招待しています。
無料ですので、気軽にご参加ください😊」
無料から始めて欲しい情報があった際に「○○円」を振り込んでください。と誘導しそうですね。
【メッセージ例2】
「“明日までに口座開設すれば、5万円のボーナスが確定！”
登録はこちら👉 http://○○.jp
このチャンスを見逃さないでくださいね！」
【メッセージ例3】
「あなたにだけ届いた特別案件です。
AIが自動で仮想通貨を売買して、月利40％を実現。
もう仕事に縛られない自由な生活を一緒に。」
月利40%は聞いた事がありません。。笑
一見すると親切で魅力的な内容ですが、冷静に考えれば不自然な点がいくつもあります。
僕のところにもこんなLINE👇が来ました。
詐欺LINEの見破りポイント
詐欺メッセージの共通点をいくつか挙げておきましょう。
- 利益を強調する（月利30％以上など）
- URLが怪しいドメイン（.xyz、.top、.proなど）
- すぐに「今だけ」「限定」「特別」など急かしてくる
- 仮想通貨の知識がなくてもOKとやたらアピール
- 最初から敬語で親切すぎるテンプレ感
こうした特徴に当てはまるメッセージが来たら、まず疑うことが重要です。
来た内容とその危険度を表で作ってみました👇
| チェック項目 | 内容の説明 | フラグ度（危険度） |
|---|---|---|
| 無料で稼げると強調されている | 「完全無料で月収50万！」など過剰な表現が使われている | ★★★ |
| LINE追加を強要される | 「詳細はLINEへ」「LINE限定で教える」など誘導がある | ★★★ |
| 正体を明かさない勧誘者 | 運営者情報・会社名・所在地などが不明 | ★★★ |
| 利用者の実績画像がやたら多い | 出金履歴や“〇〇万円達成！”などのスクショが大量に貼られている | ★★☆ |
| 初心者歓迎・誰でも稼げると言う | 仮想通貨の知識がなくても「完全放置OK」といった文言が並ぶ | ★★☆ |
| 数時間以内の登録を煽られる | 「先着〇名限定」「今すぐ登録で10万円分付与」などの急かしがある | ★★☆ |
| 海外の取引所・謎アプリに誘導される | 聞いたことのないアプリに資金を入れるよう指示される | ★★★ |
| グループチャットで「他の成功者」を見せられる | 仕組まれたLINEグループで“参加者”を演じる詐欺メンバーがいる | ★★★ |
| 報酬を得るには入金が必要 | 最初は無料でも、途中で「入金しないと報酬を出金できない」と言われる | ★★★ |
| 金融庁登録なしの事業者 | 日本の金融庁に登録されていない業者を使わせようとする | ★★★ |
✅ ★が多いほど危険性が高いサインです。💡3つ以上当てはまったら高リスクと考え、即ブロック＆通報をおすすめします。
もし詐欺に引っかかってしまったら？
どれだけ注意していても、詐欺グループはプロです。もし被害に遭ってしまったら、すぐに次の対応を取りましょう。
- LINEやSNSの詐欺メッセージを保存（証拠確保）
- 消費生活センター（188）に連絡して相談
- 警察のサイバー犯罪窓口に届け出
- 仮想通貨取引所に連絡して、出金停止できるか確認
- 早急に弁護士や専門家に相談
なぜ初心者が詐欺に狙われやすいのか？
仮想通貨の世界では、専門用語が多く「難しそう」と感じてしまう人も少なくありません。その結果、初心者は「わかりやすく教えてくれる人」に頼りたくなってしまいがち。
この心理を逆手にとって、詐欺師は優しく語りかけ、相手に安心感を与えるのです。
「初心者歓迎」や「教えます」という言葉に甘えず、自分で情報を確認する意識が大切です。
初心者が信じてしまう心理的トリガー
初心者が仮想通貨詐欺に引っかかりやすい心理的トリガーは以下の5つです：
- 「楽して稼げる」への憧れ
→ 投資の経験がない人ほど、「簡単・放置・自動で月◯万」といった甘い言葉に惹かれやすい。 - 周りが儲かっているように見える同調圧力
→ 「みんな参加してる」「これが今ブーム」と言われると、自分も乗り遅れたくないという気持ちになる。 - 期間限定・先着◯名という“希少性の演出”
→ 「今だけ」「限定配布」といった表現で、冷静な判断より“すぐ決めなきゃ”という焦りが勝つ。 - 「初心者でも安心」という安心感マーケティング
→ 難しそうな仮想通貨でも「完全サポート」「初心者OK」と言われると、不安が解消された気になってしまう。 - 少額スタートの安心感
→ 「たった1万円でOK」「最初は無料」など、リスクが低そうに見えて警戒心が薄れる。
これらの心理は詐欺師が最も巧みに突いてくるポイントです。
詐欺に騙されないための5つの鉄則
- 「楽して稼げる」は信じない
- URLはクリック前に必ず確認
- 個人情報は絶対に渡さない
- 実在する会社や取引所か公式サイトで確認
- 家族や知人に相談するクセをつける
詐欺師は「疑問を持たせない」ように急かしてくるのが常套手段です。少しでも「おかしいな？」と感じたら、ひと呼吸置いてください。
もちろん全てが詐欺というわけではない
仮想通貨の詐欺が近年多いのは初心者が多いということが挙げられます。
ブロックチェーンの説明をされても合っているか間違っているかがまず分かりません。
ある銘柄を買ってたまたま10倍や20倍になったその理由を誰か本当に説明できるのでしょうか？
前はこうだったけど、今これが原因で伸びている、今後はどのような仕組みで上がるのか理論で話せる人がいますか？僕はあまり多くないような気がします。。
そういうこともあり、あまりに知らない方が多いので知らない人向けに分からないことを匠に言ってお金を得ようとしていますね。
しかし、全てが詐欺というわけではありません。しっかりと実績があって、コミュニティも大勢いてある程度の人が稼げているのであれば有益なものだと僕は思います。
実際はお金をかけてみないと分からないのがほとんどです。なので、
そういう事があった場合は念入りに調べるのがいいでしょう。
このQ&Aで得られる5つの事
- LINEを使った詐欺の典型例を知ることで、事前に防御できる
- 被害に遭ってしまったときの正しい対応手順がわかる
- 「怪しいメッセージ」の見分け方を身につけられる
- 自分だけで判断しない意識が身につく
- 正しい仮想通貨の知識と投資リテラシーが高まる
ビットコインの世界は「怪しい」ものではありません。本来は世界中の誰でも自由に価値をやり取りできる革新的なテクノロジーです。
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