こんにちは!「ビットコインNAVI」を運営しているまっくです!今回はビットコインドミナンスに関する記事を書きました!ビットコインドミナンスってなに?それによってこれから買いなの?簡単に知りたい!・・・・などの悩みに対して解決できるような記事となっていますので、少しでも興味がある方はぜひこの記事を読んで参考にしてもらえたらと思います!
ドミナンスってそもそも何?
ドミナンスが高いとどうなる?
初心者でも使える?
- ドミナンスとは何か?
- 下降と上昇によって起こること
- ドミナンスが見られるサイト
- ビットコインドミナンスを使った投資戦略
- まとめ
ドミナンスとは何か

ドミナンスとはシンプルに割合(シェア)の事です。〇〇が全体の何%を占めているか?などを把握することで「市場の流れ(どの通貨にお金が集まっているか)」が一目でわかります。なのでビットコインの「ドミナンス」とは、仮想通貨全体の中でビットコインがどれくらいの割合(シェア)を占めているかを表す数字のことです。
たとえば、
・仮想通貨全体の時価総額が100兆円
・そのうちビットコインが60兆円
上記の例だと
ビットコインドミナンスは「60%」になります。
ドミナンスの割合によって判断できる
ではビットコインが市場の60%だと何が分かるのでしょうか?見ていきましょう。
・(60%以上)ドミナンスが高い
→ みんながビットコイン中心に投資している時期
・(40%以下) ドミナンスが低い
→ アルトコイン(他の通貨)が人気な「アルトシーズン」
つまり、ドミナンスを見ればどの資金にお金が集まっているのかが分かり今アルトコインを買うべきなのか?はたまたビットコインを買うべきなのか?が分かる一部の指標になります。
ドミナンスが高いとどうなる?
① 市場が「安定志向」になっている
ドミナンスが高い時は、投資家が「安全なビットコインに戻っている」状態。
アルトコイン(他の通貨)への投資熱が冷めているサインでもあります。
💡何をすれば良いか?
→ アルト投資は控えめにして、資金をビットコインやステーブルコインに寄せる。
→ 「守りの姿勢」で積立や現物中心に運用するのが安全。
② アルトコインが売られやすくなる
ビットコインに資金が集中するので、アルトコインの価格は下がりやすくなります。
特に出来高が少ない通貨は暴落のリスクも高まります。
💡何をすれば良いか?
→ 無理にアルトコインを保有せず、流動性の高いBTC・ETH中心に整理。
→ 下がった時に拾う「次のアルトシーズン」への準備をしておく。
③ 次のトレンド転換が近づく可能性もある
ドミナンスが上がりすぎると、ある程度で反発し「アルトコイン復活相場(アルトシーズン)」につながることも。
💡何をすれば良いか?
→ ドミナンスのピークを意識して、少しずつアルトにも分散の準備を。
→ 過去のドミナンス推移(例:CoinMarketCapのチャート)を見て判断するのが有効。
ビットコインドミナンスが高い=市場は「守りモード」。
焦らず安定重視のポートフォリオにして次のチャンスに備えるのがプロの戦略です。
ドミナンスが下がると何が起こる?
ビットコインドミナンスが低いときは、「市場全体でビットコインよりもアルトコイン(他の仮想通貨)にお金が流れている」状態を意味します。このとき起こることと、最善の対応策を3つ紹介します👇
① アルトコイン市場が活発になる
ビットコインドミナンスが下がると、多くの投資家が「他の通貨にもチャンスがある」と考え、資金を分散します。
特に小型アルト(時価総額の小さいコイン)が急上昇しやすいタイミングです。
💡何をすれば良いか?
→ 有望なアルトコインを少額で分散投資。
→ ただし上がりすぎ注意。利益を少しずつ確定しておく。
② ビットコインが一時的に弱く見える
ドミナンス低下は「BTCが売られている」サインにもなります。
市場のリスク志向が強くなり、短期的には乱高下が増える傾向があります。
💡何をすれば良いか?
→ 長期保有なら焦らずホールド。
→ 短期売買をするなら損切りラインをしっかり決めてリスクを管理。
③ 相場の転換点が近づく可能性
アルトが上がりすぎると、次に「ビットコインへの資金回帰」が起きやすくなります。
過去の傾向では、アルトが急騰したあとBTCが再び強くなるパターンが多いです。
💡何をすれば良いか?
→ ドミナンスが低すぎるときは、そろそろBTCへ戻す準備を。
→ 次のサイクル(ビットコイン優勢期)を見越してポートフォリオを調整。
ドミナンスを見られるサイト
ドミナンスは取引や仮想通貨をメインに取り扱っているサイトで確認ができます。おすすめは2つありコインマーケットキャップとトレーディングビューですね。画像で解説していきます。
コインマーケットキャップ

👆の画像をクリックするとそのサイトに飛ぶことができます。
コインマーケットキャップはビットコインを含め数々のコインの価格や市場動向を更新しているサイトで非常に分かりやすく世界中で人気no.1と言っても良いでしょう。ビットコインドミナンスはイーサリアムとそのほかのコインを軸に確認できるようになっています。
トレーディングビュー

トレーディングビューは仮想通貨のみならず株やFX・先物など幅広く扱っていてチャートもそれぞれあり、仮想通貨意外にも知りたいのであればこちらがおすすめです。

アルトコインの登場によって起こったドミナンス
ドミナンスでは過去のデータからどういうことが分かるのでしょうか?2017年から2018年にかけて90%あった市場全体に占めるビットコインの割合が40%まで下落しています。なぜそのようなことが起こったのでしょうか?

- アルトコインの急増
- ICOブーム
- 流動性の拡大
🔍 主な理由3つ
① アルトコイン(他の仮想通貨)の急増
2017年に入り、Ethereum(イーサリアム)をはじめとする多くの新しい仮想通貨が次々登場して、投資家の注目を集めました。これにより、仮想通貨全体の中で「ビットコイン以外」の通貨の割合が増えて、ビットコインのドミナンスが下がったとされています。
② ICOブーム
「ICO」(新しいコインを発行して資金を集める方式)が2017年に非常に活発になりました。投資家がビットコインではなく、いわゆる次の大きな仮想通貨を探して流れたため、資金の一部がビットコインから他の通貨に移動したこともドミナンス低下の大きな理由です。
③ 市場の参加者/流動性の拡大
2017年前半までは仮想通貨市場は比較的ビットコイン一強でしたが、新しい通貨が増えるに連れて「誰でも簡単に仮想通貨を試せる」環境になりました。つまり市場そのものが多様化し、ビットコイン以外の選択肢が増えたことで、ビットコインのシェア比率が相対的に下がったのです。
他の仮想通貨が急に増えて投資家の目がそちらに向いたこと、そして市場が拡大・多様化したことが大きな理由です。つまり、「仮想通貨全体が盛り上がって、ビットコインだけじゃなく他も選ばれた時期」だったということです。
ドミナンスを使った投資戦略

ビットコイン50〜60%は半分からやや占めている状態
ドミナンス50〜60%とは、市場全体の仮想通貨の価値のうち、ビットコインがちょうど半分くらい~やや多めのシェアを占めている状況。このレンジは「ビットコインとアルトコイン(他の仮想通貨)がどちらも注目されているが、どちらかに資金が偏りきっていない中間的なフェーズ」だと考えられます。
つまり「資金の分散が進んでいる市場」「アルトコインの成長も視野に入るが、ビットコインのリスクも無視できない」状態ということ。
ドミナンス50〜60%を使ったポートフォリオ設計
以下は「ドミナンス50〜60%」のレンジで運用するための具体的な投資比率と、それぞれの戦略意図です。
| 資産 | 比率目安 | 意図・ポイント |
|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | 50% | ドミナンスの中心。市場の基盤を担い、安定性を重視。 |
| 有望アルトコイン(例:ETHなど信頼あるもの) | 30% | アルトコインが動きやすいレンジなので、成長ポテンシャルを取りに行く。 |
| 種別分散(ステーブルコイン・現金) | 20% | 不測の事態や調整局面への備え。流動性確保。 |
ドミナンスパーセンテージのビットコイン積立戦略
ドミナンスが 55%を超えて上がって行く場合
ビットコイン優勢期です。積立はそのまま継続し買い増しは控えましょう。なぜならば値段の高い時の購入は暴落時にメンタルがやられてしまう可能性があります。アルトコインはその時弱い傾向があるため、控えましょう。
ドミナンスが 50%を下回ったとき
アルトコイン優勢のため、ドルコスト平均法によるビットコインの積立はそのまま継続はOK、買い増しは値段が下がっている時に買えるのでおすすめです。
まとめ
- ドミナンスが何なのかを学べる
- 下降と上昇によって何が起こるのか分かる
- ドミナンスが見られるサイトが分かる
- ドミナンスを使った投資戦略を学べる
ビットコインドミナンスは投資戦略を見直す一つのツール
いかがでしたでしょうか?ビットコインドミナンスは仮想通貨全体に占めるコイン事の割合を示します。過去にアルトコインが誕生したことによってそのシェアは90%から40%まで落ちましたが、いまだにビットコインの価値は世界一高いために1000万円を超える価値がついています。なので割合を把握した上でしっかりとした戦略を立てられれば、資産を増やすきっかけになり明るい未来が待っていることでしょう。
ドミナンスは「お金の流れの天気図」。
晴れ=BTCドミナンス上昇で安全志向
雨=アルトコインに資金が流れるリスク志向
曇り=転換期でポートフォリオ見直しのチャンス


