レンディングとは 仮想通貨の基本をやさしく解説|仮想通貨初心者まる分かりガイド

こんにちは!「ビットコインNAVI」を運営しているまっくです!今回は仮想通貨のレンディングについてについて書きました!そもそもレンディングってなに?貸しコインって何?聞いたことあるけど難しそうでよくわからない。。。初心者でも分かるのか?安心してビットコインを運用したいけどわからない。。などの悩みに対して解決できるような記事となっていますので、少しでも興味がある方はぜひこの記事を読んで参考にしてもらえたらと思います!

こんな悩みのある方におすすめ

仮想通貨レンディングの基本を知りたい
どの取引所やサービスでレンディングできるか知りたい
レンディングとステーキングの違いを知りたい
レンディングを始めるのに必要な最低金額を知りたい

この記事のポイント
  • レンディングとは何か?
  • ステーキング・銀行金利との違い
  • レンディングをおすすめできる人
  • レンディング取扱の取引所
  • シミュレーション
  • 💡おすすめ取引所
  • レンディングのリスク
  • 心構え
コインチェック
目次

レンディングとはお金を人に貸して利益を得ること

レンディングは仮想通貨をサービス事業者に預けて、その見返りとして利息を受け取る仕組みです。身近なたとえに置きかえると、貯金箱にお金を入れておくのではなく、お店にお金を貸して、そのお礼としてお菓子をもらうようなイメージです。お菓子にあたるものが利息であり、受け取りは同じ通貨で行われることが多いです。

大事なのはお金を貸す相手がだれなのか、どんな約束で預けるのか、途中で取り出せるのか、などの条件です。預けた通貨の値段が上がったり下がったりする点も、現金の定期預金とはちがうところです。

ステーキングとの違いはブロックチェーンor取引所に預けるか


レンディングと似た言葉にステーキングがあります。こちらはブロックチェーンの運営に参加して報酬を得る仕組みです。貸し出し先が事業者か、ネットワークそのものか、という違いがあると覚えておくと整理しやすくなります。

コインチェック

銀行の定期預金との違い:利息が高いが制約がある

銀行の定期預金は法的な保護があり、円で預けて円で受け取ります。レンディングは法的な位置づけや保護の仕組みが異なり、仮想通貨で預けて仮想通貨で受け取るのが基本です。値動きがあるため、利息を受け取っても通貨の価格が下がれば受け取り総額の価値が減ることもあります。

定期預金は途中解約がしやすく、手数料や利息の減額で済むことが多い一方、レンディングは期間中の引き出しが難しいプランもあります。

レンディングをおすすめできる人

💡タイプ別レンディングがおすすめな人
  • 長期保有を前提にしている投資家タイプ
    ・ビットコインなどを売らずに何年も持ち続ける予定の人。
    ・価格変動に一喜一憂せず、余剰資金で資産を寝かせたい。
    ・利息で少しでも枚数を増やしたい。
  • 安定収入を少しずつ積み上げたい堅実派タイプ
    ・売買のタイミングを考えるのが苦手という人。
    ・時間を取られず手間を減らしたい。
    ・少額から始められるため、コツコツ資産形成を目指したい。
  • 銀行預金に物足りなさを感じる資産運用初心者タイプ
    ・銀行の預金利率(0.01%以下)に満足できない人。
    ・リスクは理解したうえで、もう少し利回りを狙いたい。
    ・年率1〜5%程度の利息を体験的に学びたい。

レンディングをおすすめできる人をタイプ別で書いてみました。ここに当てはまりましたか??私は②の安定収入を少しずつ積み上げたい堅実派タイプでした😄そして面倒臭がり屋なので、ほったらかしで見たら利益が増えているのが1番の理想ですね!

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レンディングのメリットとデメリット

💡レンディングのメリット3つ
  • 通貨を保有するだけで利息がもらえる
    取引をしなくても自動的に資産が増えるため、長期保有する人には特に向いています。
  • 銀行預金よりも高い利回り
    銀行の定期預金では年率0.01%前後が一般的。レンディングでは年率1〜5%程度が現実的な水準です。
  • 少額からでも始められる
    数千円〜1万円程度からでもスタートでき、取引所内で完結できる。
💡レンディングのデメリット3つ
  • 元本保証がない
    預けた通貨の価値が下がれば、利息を受け取っても損をする可能性があります。
  • 貸し出し中は自由に引き出せない
    途中解約ができない場合があります。急に資金が引き出せないリスクがあります。
  • 取引所やレンディング業者の信用リスク
    預け先が破綻した場合、資産が戻ってこない可能性があります。

レンディングのメリットは保有するだけで恩恵が受けられる点と、その利回りが銀行よりもはるかに高いことが挙げられます。逆にデメリットは元本保証がないことや、取引所は破綻した場合資金が戻ってこない可能性があります。

ビットコインのレンディングは国内取引所でできる

レンディングを扱っているの国内取引所は多いです。年率の高いところでは最大20%の取引所もあります。各所で預けられる金額や年率、ロック期間などがあるので確認してみてください。この記事では最低金額と貸出期間と年率のみを独自で調査して掲載しています。

【比較】ビットコインレンディングができるおすすめ国内取引所5つ 

取引所名/取扱サービス内容
GMOコイン(貸暗号資産ベーシック)10万円程度から貸出し可。1ヶ月で年率約1.3%
Coincheck(貸暗号資産サービス)1万円程度から貸出し可。14日〜365日で年率約1%〜5%
bitbank(「暗号資産を貸して増やす」)1万円程度から貸出し可。365日のみ貸し出しで年率最大5%
SBI VCトレード(貸コイン)0.03BTCから貸出可。7日〜貸出で1%~3% 
BitTrade(ビットトレード)0.01BTCから貸出可。90日〜365日貸出で1%~3% 

利回りは預け先や期間、対象通貨で変わります。ざっくり言えば落ち着いた通貨は利回りが低めになりやすく、動きの大きい通貨や期間が長いプランは高めに見えることがあります。他にもレンディングサービスを行っている取引所はあります。

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レンディング利回りの計算方法

利回りの計算方法は以下の通りになります。

💡利回りの計算方法


ビットコイン価格 ✖️ 年率(%)➗ 貸出期間(日にち) 🟰 報酬

利回りの計算例


例①
10万円 ✖︎ 年率1% ➗ 14日 🟰 38円

例②
100万円 ✖︎ 年率3% ➗ 365日 🟰 30,000円

利回りの計算方法は上記になりますが、見ての通りにビットコイン価格・年率・貸出期間が多いまたは長ければ長いほど報酬は大きくなります。

ビットコイン レンディングのシミュレーション

25年9月現在価格(1BTC 約1,600万円)でシミュレーションしてみた

14日間貸出

投資額年率1%年率3%年率5%
5万円約 19円約 57円約 95円
10万円約 38円約 115円約 191円
30万円約 115円約 346円約 576円
50万円約 191円約 576円約 960円
1,00万円約 383円約 1,150円約 1,917円

30日間(1ヶ月)貸出

投資額年率1%年率3%年率5%
5万円41円123円205円
10万円82円247円411円
30万円247円740円1,233円
50万円411円1,233円2,055円
1,00万円822円2,466円4,110円

180日(半年)貸出

投資額年率1%年率3%年率5%
5万円247円740円1,233円
10万円493円1,479円2,466円
30万円1,479円4,438円7,397円
50万円2,466円7,397円12,329円
1,00万円4,932円14,795円24,658円

365日(1年)貸出時

投資額年率1%年率3%年率5%
5万円500円1,500円2,500円
10万円1,000円3,000円5,000円
30万円3,000円9,000円15,000円
50万円5,000円15,000円25,000円
1,00万円10,000円30,000円50,000円
コインチェック

投資額と期間によって恩恵はかなり違う

上の表を見てもらった通りに100万円分のビットコインを購入し何も移動せずに1年間預けたとして得られる利益は5万円です。これをどう感じるか人によって様々ですが、個人的には年間5万円なら少し少なく感じてしまいますね。。。でもほったらかしで貸して5万円得られるなら良しとしましょう。という感覚です。

レンディングのおすすめ取引所はコインチェックかSBI VC Trade

コインチェックは「少額・簡単・安心」

コインチェック

コインチェックは少額から貸出ができ、初心者にも扱いやすいアプリの操作ができたり画面もわかりやすい使用になっていますのでおすすめです😄

レンディングにコインチェックがおすすめな理由3つ
  • 少額から始められる手軽さ
  • 期間の柔軟性と利率設定が豊富
  • 初心者に優しいユーザー体験と安心感

少額から始められる手軽さ
Coincheckでは、1万円相当からレンディングが可能で、少額から気軽に始められます。

レンディング期間の柔軟性と利率設定が豊富
14日・30日・90日・180日・365日と期間の選択肢が多く、年利は1%〜最大5%と比較的高水準です。

初心者に優しいユーザー体験と安心感
Coincheck内ですべてを完結でき、操作が簡単。さらに、親会社は東証プライム上場のマネックスグループであるため、信頼性も高く安心して利用できます。

SBI VC Tradeは「柔軟・短期運用・高利回り狙い」

出典:SBI VC Trade

SBI VC Tradeは大手SBIグループが手掛ける仮想通貨取引所です。取扱銘柄も多く、レンディングは貸出期間が自由に選べます。また利率も多少高く通常の仮想通貨取引もかんたんで人気を集めています。

レンディングにSBI VC Tradeがおすすめな理由3つ
  • 短期から柔軟に運用
  • 自由に選べる貸出期間
  • 高利率の可能性がある

ビットコインを短期から柔軟に運用できる
SBI VCトレードでは、ビットコインを最短7日間からレンディング可能で、短期運用や資金拘束を抑えた活用ができます。定期募集型でありながら、比較的フレキシブルなプランが用意されており、価格変動が気になるビットコインを「短期で利息を得る」という戦略が取りやすいのが強みです。

短期〜長期まで自由に選べる貸出期間
最短7日間から利用可能で、柔軟に期間を選べるため、資金拘束を抑えつつ運用できます。

高利率の可能性がある(銘柄・期間によっては高水準)
基本利率は数%ですが、一部銘柄やキャンペーンによっては最大20%の年率も達成例があります。

レンディングの始め方

レンディングの始め方をかんたんに解説します。

💡レンディングの始め方
  • 口座を作る
  • 本人確認を終える
  • 通貨を用意する
  • レンディングのページで通貨と期間を選ぶ
  • 申し込みを確定する


あとは付与の予定日に受け取り状況を確認するだけです。
コツは、最初は短い期間と少額で流れを体験すること、複数の期間に分けて預けて取り出しのタイミングを分散すること、通貨の保管とログインの安全を徹底することです。無理なく続けられる範囲で、習慣にできる形を見つけましょう。

コインチェック

⚠️注意 レンディング3つのリスク

最後にレンディングのリスクについて説明します。利息が高い理由の裏にはリスクも潜んでいますので、十分に理解してから行うようにしましょう。

💡気をつけたい3つのリスク
  • 元本保証がない
  • 破綻・倒産
  • ハッキング

① 元本保証がない(価格変動リスク)

仮想通貨レンディングは元本保証ではありません
預けたビットコインの価値が、レンディング期間中に下落すると、たとえ利息を得ても最終的な価値がマイナスになる可能性があります。

例:1BTCを年利5%で預けても、貸出期間中にBTC価格が30%下落すると、全体として損をするリスクがある。

② 取引所やレンディング事業者の信用リスク(破綻・倒産リスク)

レンディングは、ビットコインを第三者に「貸す」行為です。
そのため、貸し先(取引所や事業者)が破綻・経営難になった場合、預けた資産が戻ってこない可能性があります。特に、2022年の「FTX破綻」や「BlockFi破綻」など、海外ではレンディング企業の倒産による資産凍結・消失の事例が現実に発生しています。

③ ハッキング・セキュリティリスク

仮想通貨取引所はハッカーの標的になりやすく、過去にも複数のセキュリティ事故が報告されています。
ユーザーの資産がコールドウォレット(オフライン保管)ではなく、ホットウォレット(オンライン)で管理されている場合、流出リスクが高まります。ユーザー自身のアカウントが乗っ取られるリスクもあり、二段階認証などのセキュリティ対策が必須です。

ハッキングとはサーバーに侵入してデータを抜き取ることです。

税金と申告のポイント

レンディングで受け取った利息は、原則として雑所得に区分されます。通貨で受け取った時点の円換算額が収入の目安になります。会社員でも条件によって申告が必要になることがあり、他の収入や経費と合わせて年間の計算を行います。公式の案内や専門家の情報で最新の方針を確認し、わからない点は相談しましょう。

コインチェック

まとめ

レンディングは報酬が高いがリスクがある

ビットコインレンディングを始めるための心構え

💡レンディングの心構え3つ
  • 仕組みを理解する
  • リスクを理解する
  • 自分に合った投資で行う

レンディングの理解をしっかりすることが大事

シミュレーションをするときは、受け取る通貨が増える仕組みであること、価格が動くため受け取り時の円換算が変わること、手数料や税金で差し引かれること、これらを合わせて考えると現実に近づきます。

預け先(取引所)が資産をどのように保管しているのか


だれもが気にする点は、預け先が資産をどのように保管しているかです。社内の権限管理や不正対策、障害が起きたときの復旧体制も要チェックです。自分側でできる対策は強いパスワードの管理、追加の認証の導入、など、基本の積み重ねが思わぬ事故を遠ざけます。

仮想通貨初心者は投資額の1/10〜がおすすめ

レンディングは初心者でも難しいかもしれません。ましてや投資金額の100%を注ぎ込むのはもってのほかです。なので、分散投資の意味でも余剰資金ではなく最初は投資額の1/10〜がおすすめです。すでにビットコインを保有しているとしたらその1/10。仮に100万円あったとしたら10万円をレンディング運用するのがリスク回避しながら利益を確保できます。

💡この記事のまとめ
  • レンディングの仕組みが基礎からわかる
  • 利回りの見かたと考え方がつかめる
  • 安全性とリスクのチェック観点が身につく
  • 始め方と運用のコツが整理できる
  • 税金と記録のポイントが理解できる

ビットコインを知ることは、仮想通貨の入口を確かめること。はじめの一歩は小さくてかまいません。通貨を預ける体験を通して、増える仕組みと守る姿勢をからだで覚えていきましょう。少額から体験し、記録をつけ、仕組みを理解する。焦らず積み重ねるあなたの姿勢が、未来の選択肢を広げてくれます。今日の小さな前進が、明日の大きな安心につながります。

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この記事を書いた人

運営者:まっく(ビットコイン-NAVI-運営)
はじめまして!当ブログ「ビットコイン-NAVI-」にお越しいただきありがとうございます。
仮想通貨歴4年目、ビットコインを中心に資産運用・ブログ運営をしている“まっく”です。

💡 このブログで伝えたいこと
初心者でも迷わずビットコインを始められるように
難しい専門用語をわかりやすく噛み砕いて
小さく始めて、将来的に大きな資産に変えていく考え方
を中心に、「初心者にやさしい仮想通貨ブログ」を目指して運営しています。

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