DeFiとは? わかりやすく 仮想通貨初心者でもあんしん解説

DeFiとは? わかりやすく 仮想通貨初心者でもあんしん解説

こんにちは!「ビットコインNAVI」を運営しているまっくです!今回は仮想通貨(暗号資産)のDeFiについて書きました!DeFiって聞くけど一体なんなのか?どんな使い道があるのか知りたい・・・などの悩みに対して解決できるような記事となっていますので、少しでも興味がある方はぜひこの記事を読んで参考にしてもらえたらと思います!

こんな悩みのある方におすすめ

DeFiという言葉を聞くけれど意味が分からない
銀行や取引所と何が違うのか整理したい
自分でも安全に始められるのか知りたい

💡この記事のポイント
  • DeFiとは?
  • DeFiに近いのは銀行
  • DeFiのメリットとデメリット
  • レンディングとステーキング
  • 主なプロジェクトの紹介
  • DeFiが向いている人
  • DeFiの始め方
  • まとめ
コインチェック
目次

DeFiとはブロックチェーンの上に作られた新しい金融サービス

DeFiは分散型金融という意味で、ブロックチェーンの上に作られた新しい金融サービスのことです。普通のお金の世界では銀行や証券会社が必要ですが、DeFiではスマートコントラクトと呼ばれる自動プログラムが代わりに働きます。まるで自動販売機のように、決められた条件がそろえば自動で動く仕組みです。

かんたんに言うと‥
公園のど真ん中に 24間365日動く銀行の自動システム が一台あるようなものです。

公園なので誰でも出入りでき、認証は本人確認はいらずメタマスクなどの個別ウォレットのみとなります。

DeFiに1番近いのが【銀行】

DeFiに1番近いのが銀行です。銀行はお金を預けて管理してもらい入金や引き出しの記録・利息や報酬振込などができますよね。DeFiも全く同じように管理することができます。大きく違うのは管理者がいないこと。

DeFiと銀行の比較

項目DeFi(分散型金融)銀行
管理者管理者はいない。スマートコントラクトが自動で管理国や金融機関
口座開設ウォレットを作れば誰でも利用可能本人確認や住所などの手続きが必要
利用時間24時間365日いつでも利用可能平日の営業時間中心
手数料取引に応じた少額のネットワーク手数料振込手数料や維持費がかかる
送金スピード世界中へ数分で送金できる国内でも数時間、海外だと数日かかる
資産の保管自分のウォレットで自己管理。保証はない銀行が預かり、保証制度あり
信頼性プログラムの正確さと利用者の信頼に依存国や法律に守られている
リスクハッキング、バグ、規制リスクが存在銀行破綻リスクは低い

銀行
口座を作るときに住所や身分証が必要で、手数料がかかります。

DeFi
インターネットとウォレットさえあれば世界中どこでも使えます。手続きがなくてもブロックチェーンに接続すれば誰でも参加できる点が大きな違いです。


コインチェック

DeFiはレンディングやステーキングができる

DeFiには分散型取引所、仮想通貨を預けて利息をもらうレンディングステーキングと呼ばれる参加報酬などがあります。どれもスマートコントラクトで自動処理され、管理者はいません。ユーザー同士が直接やりとりする世界です。


もっと簡単に説明 DeFi/ステーキング/レンディング

DeFi?ステーキング?レンディング?色々とわからないことが沢山出てきましたがどういう意味か分からない!という方の為にゲームセンターに例えてかんたんに説明しますね😄

💡ゲームセンターに例えると・・・
  • DeFi
    →ゲームセンター(銀行なしでいろんな遊びができる場)
  • ステーキング
    →ゲーム機の見張りを手伝っておこづかいをもらう
  • レンディング
    →友だちにメダルを貸して利息をもらう

💡DeFi(ディーファイ)
→まちのみんなが使える「ゲームセンター」

DeFiは「分散型金融」のこと。銀行みたいな人はいなくて、自動で動くゲームセンターの機械。
みんなが自由に遊べて、ゲームの種類(お金を貸し借りする)がたくさんある。

💡ステーキング
→メダルを「機械に入れて見張りを手伝う」

メダルを機械に預ける(仮想通貨をステーキング)すると、ネットワークの見張り役(警備員)になる。
お手伝いすると「ありがとう!」とごほうび(利息)がもらえる。
途中でサボったりルールを破ると、メダルを減らされる。

💡レンディング
メダルを1枚友だちに貸して、お礼に2枚メダルをもらう

メダルを人に貸す(仮想通貨をレンディング)すると、困っている人に貸してあげられる。
借りた人はあとで利息をつけて返してくれる。
ただし、友だちが返せなくなると、自分のメダルも戻ってこない。

DeFiは「大きな遊び場」で、その中に「ステーキング」や「レンディング」という遊び(サービス)がある、という関係です。

コインチェック

DeFiのメリット/デメリット

DeFiの説明をしたところで一体どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?👇を見ていきましょう。

💡DeFiのメリット3つ
  • 預けて運用できる
    預けて利息や報酬を得られる。
  • 世界中どこでも使える
    国をまたいでもスピードが速いのが便利。
  • 自分でお金を持てる
    自分のスマホやパソコンの中のウォレットで管理できる。
💡DeFiのデメリット3つ
  • まちがえるとお金を失う
    ウォレットのパスワードをなくすとお金が取り出せない。
  • ハッカーに狙われることがある
    ネットのサービスだから、悪い人に盗まれる危険がある。
  • ルールがまだはっきりしていない
    国の法律の不明が多いから、急に使えなくなるものもある。

手数料が低く、土日や夜でもいつでも利用できます。国境を越えた送金も簡単で、銀行に行かなくても済みます。さらに資産を自分のウォレットで持つため、中央機関に資産を預けなくても良い点もメリットです。

ビットコインをDeFiで運用する主なプロジェクト

DeFiはレンディングやステーキング(お金を預けて報酬を得る)ができることは分かりましたが、実際にビットコインでDeFi運用はできるのでしょうか?世界で行なっている主なプロジェクトを紹介します。

💡ビットコインDeFiの主なプロジェクト3つ
  • Wrapped Bitcoin (WBTC)
    →ビットコインをイーサリアムの世界で使えるようにするコイン
  • Lightning Network
    →ビットコイン送金の高速道路
  • RSK(Rootstock)
    →ビットコインにアプリやゲーム機能を加える仕組み

Wrapped Bitcoin (WBTC)

1 WBTC = 1 BTC に裏付けられビットコインをイーサリアムの世界で使えるようにした特別なトークンで本物のビットコインを裏で保管し、その分だけ同じ数のWBTCが発行されます。

Lightning Network

ビットコインの送金をもっと速く、安くするための仕組みです。通常のビットコイン送金は数十分かかることもありますが、Lightning Networkなら一瞬で完了することも可能です。ビットコインの「送金用DeFiインフラ」とも呼ばれ即時・低手数料でBTCをやり取りできます。

RSK(Rootstock)

ビットコインにスマートコントラクトの機能を追加するためのプラットフォームです。本来シンプルな送金機能しかないビットコインに、イーサリアムのようにアプリや契約を動かす力を与えます。DeFiアプリを動かせる環境を提供し、RSK上でBTCを担保にレンディングやステーキングが可能。

有名なのがWBTCでしょう。ビットコインの価格と同じく連動するため、イーサリアムやソラナの中でステーキングやレンディングをする事で報酬を得ることができます。

ビットコイン自体に運用する機能はない
WBTCでなくとも直接ビットコインを運用すればいいのでは?と思いますが、ビットコイン自体にはそもそもそういった機能はないためイーサリアムなど機能を持ったブロックチェーン上で行うことでその恩恵を受けられるようになります。

コインチェック

DeFiに向いている人は長期保有/自己管理/チャレンジ型

💡DeFiに向いている3つのタイプ
  • 「長期保有型」
  • 「自己管理型」
  • 「チャレンジ型」

① 長期で仮想通貨を保有している人

  • すぐに売買する予定がなく、しばらく保有しておこうと考えている人。
  • DeFiを使えば、その仮想通貨をウォレットに眠らせておく代わりに利息や報酬を得られる。
  • いわば「ただ持っているだけ」を「資産を働かせる」に変えたい人に向いています。

② 自分で資産を管理したい人

  • 銀行や取引所に預けるのではなく、自分のウォレットで管理したい人。
  • DeFiは自己管理が基本なので、秘密鍵やパスワードをしっかり守れる人に合っています。
  • 「自由」と「責任」を両方引き受けたいタイプにおすすめです。

③ 新しい金融サービスを体験したい好奇心旺盛な人

  • 最新のブロックチェーン技術やサービスをいち早く試したい人。
  • DeFiはまだ発展途上なので、成長に参加しながらリターンを狙いたい人に向いています。
  • 新しいアプリや仕組みにチャレンジするのが好きなタイプです。

仮想通貨初心者にはハードルが高く中級者向け

ここまで説明してDeFiのメリットが分かったかと思います!そして「DeFiをやってみたい!」と思った方に対してそのやり方を簡単に説明します。仮想通貨初心者には若干ハードルが高いです。まずはステップアップでご紹介しますね!ゴールはブロックチェーンにWBTCを預けて運用する事です。

コインチェック
STEP
国内取引所の口座開設

国内の仮想通貨取引所にて口座開設をします。
👇からコインチェックの口座開設ができます。

コインチェック
STEP
メタマスクのウォレットをダウンロード

メタマスクという個別のウォレットをダウンロードします。
PCでもスマホでもどちらでもできます。

STEP
ビットコインをメタマスクに送る

国内取引所のビットコインをメタマスクのウォレットに送ります。

STEP
メタマスク内にてBTC→WBTCに変換

メタマスクの中にある「ブリッジ機能」(仮想通貨→違う銘柄に変換する)を使い、BTC→WBTCに変換します。

STEP
WBTCをブロックチェーンに預けて運用する

DeFiができるブロックチェーンのサイトにアクセスしてステップ④で変換されたWBTCを預ける事で運用が開始されます。

以上がブロックチェーンにビットコインを預けて運用するかんたんな手順となります。どうですか?初心者には若干むずかしいかもしれません。

ビットコインをDeFi運用してみた

メタマスクの画面
ダウンロードします。

出典:MetaMask
出典:MetaMask

メタマスクの画面

コインチェック

ブリッジ機能
真ん中にブリッジ機能があるので仮想通貨をWBTCに変換
今回はイーサリアムをETHチェーンのWBTCに変換しました。

DeFiができるブロックチェーンサイトにアクセス
下にWBTCが載っていますね。

メタマスクをサイトに接続してWBTCを預ける


預けた後の画面
右下に0.0001WBTCを預けたことになっています。

年率の画面
年率0.99%で運用できることが分かります。

DeFiの3つのリスク

💡DeFiのリスク3つ
  • プログラムの欠陥
  • ハッキング
  • 規制変化

① スマートコントラクトのバグや脆弱性

DeFiはプログラム(スマートコントラクト)で自動的に動いています。もしコードにバグや弱点があると、ハッカーに利用されて資産が盗まれる可能性があります。実際に数億円規模の被害事例もあります。

② ハッキング・セキュリティリスク

DeFiはインターネット上に公開されているため、取引所やウォレット、ブリッジなどが攻撃対象になります。ユーザーのパスワードや秘密鍵が盗まれると、資産を失ってしまいます。

③ 規制や法律の不確実性

まだ新しい仕組みなので、国によってはルールが整っていません。突然規制が強化されたり、サービスが利用できなくなったりするリスクがあります。

DeFiは規制が整っていないため、将来的にルールが変わる可能性があります。使うときは信頼できるサービスを選び、少額から試すのが大切です。


コインチェック

まとめ

💡この記事で得られること
  • DeFiの基本的な仕組みが分かる
  • 銀行との違いが整理できる
  • メリットとリスクを理解できる
  • 始め方の流れを知ることができる
  • 将来性をイメージできる

DeFiは銀行に行けない人でも金融サービスを受けられる可能性があります。発展途上国でもスマホとネットさえあれば使えるため、世界中で広がる力を持っています。規制や法律が整えば、さらに日常的な存在になると考えられます。

DeFiは「自由で便利」だけど「自分で守る責任が大きい」

DeFiを学ぶと、仮想通貨は投機だけでなく金融の仕組みそのものを変える可能性を秘めていることに気づきます。そして、自由で便利の反面自身で資産を守る責任が大きいです。仮想通貨はまだ発展の段階であり、利益は大きくできますがリスクや自分で管理するという責任が大きいのです。そんな中中心にあるのがビットコインで、ステーブルコインやDeFiと組み合わせることで、安定と成長を両立した運用が可能です。小さな一歩を踏み出すことで、新しい未来への扉が開かれます。

コインチェック
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

運営者:まっく(ビットコイン-NAVI-運営)
はじめまして!当ブログ「ビットコイン-NAVI-」にお越しいただきありがとうございます。
仮想通貨歴4年目、ビットコインを中心に資産運用・ブログ運営をしている“まっく”です。

💡 このブログで伝えたいこと
初心者でも迷わずビットコインを始められるように
難しい専門用語をわかりやすく噛み砕いて
小さく始めて、将来的に大きな資産に変えていく考え方
を中心に、「初心者にやさしい仮想通貨ブログ」を目指して運営しています。

目次